気付けば、足かけ20年近くになりました。
(鑑定師としては10年以上)
それだけ経験は長いのですが
良くも悪くも、私は文章を書くより、喋りの人で
基本筆不精なこともありまして…(~_~;
ネットでは殆ど発信してきませんでした。
これまで鑑定の方は、口コミ中心で活動していて
クライアントから『WEBサイトは?ブログは??』と。^_^;
今時、それも当然といえば当然ですね。笑
今年、私・天海の年運は心数 ③ 。
表現や、軽い気持ちで色々と試す年でもあるので
WEBサイト、Facebookページ、Twitterと立ち上げ
そのトドメとして?③の年の③の月の①の日に
このブログを開始することにしました🍀✨
③は、軽快に取り組む運気でもありますので
皆さんも、これまで動かなかったものを
動かす・試す・表現するのに③を利用してみると良いですよ。
というわけで、改めてよろしくお願い致します😊
私のプロフィールについてはWEBサイトをご覧ください。
WEBサイトでは、正式にまとめた内容を情報発信いたしますが
ブログでは、時事ネタや出来事、気付き等、ライブなものを発信しようと思います。
古代の叡智と数秘術
私自身のライフワークとでも言いましょうか
メインテーマは、数秘に限らず、人間や生命、
この宇宙の背後にある法則そのもの、普遍的な叡智の探究にあります。
これまで、生物学や認知心理学などの科学・哲学、
根がマニアックなこともあり
その時々の関心に合わせて、様々な探究をしてきました。
(ちなみに、私のライフマスターナンバーは心数 ⑦。やはりマニアックな数です。)
当初、数秘術はそのような関心事のひとつに過ぎませんでした。
結びつき、発達していったとされているのが一般的です。
さらに、20世紀なって、近代的な形而上学の視点で
現代数秘術として体系化されたものが、今日広まったものになります。
西洋では、占星術やタロットカードと並ぶ
最もポピュラーな占術の一つとして知られていますが
数秘術は単なる占いではなく
本来は ” 占いとしても使える ” 宇宙哲学 です。
“ 数 ” で世界や自然、人間を読み解く
という基本哲学は、理系出身である私にとっては
馴染みやすく、惹かれるものがありました。
しかし一方で、最初は、単数変換という単純な仕組みには
安易さを感じる部分もあって、あまり本気で取り組んではいませんでした。
数秘術は背景に深い哲学と歴史はあるようだけれど
民間に占いとして広まる過程で
大衆化・形骸化して、カジュアルになったものだろう〜。
と、それこそ、かつての私は安直に考えていたんですね。
だから、ワン オブ ゼム 的つまみ食いの一つに過ぎませんでした。
ところが、数秘以外の様々の分野を探究をする過程で
数秘で言われていることが、思いのほか合致することが多く
試しに数秘を応用して読み解くと
納得できることや、思わぬ気づきが沢山あったのです。
長く関わるほどに、シンプルな仕組みながらも、的確さと
その背後にある思想・哲学の深さがわかるようになりました。
むしろシンプルなゆえに驚きも感じました。そのため、今度は
その由来や、背景そのものにまで関心が向かうようになりました。
現在占いとして広まっているものは、WEBサイトにも書きましたが
20世紀初頭に、ミセス・L・ダウ・バリエッタによって
数の解釈など現代的に整理され、体系化されたものです。
その意味では歴史は浅いとも言えます。
しかし、基本となる、⑨を起点とした単数変換の仕組みなど
もっとも基礎となる仕組みは、驚くほど歴史が古いのです。
数秘の祖とされるピタゴラスは
若い頃その知識を求めて、エジプトや東方を渡り歩いた人物で
エジプトやバビロニアのなどの知識階級や司祭に奥義を学んだとされています。
彼の着想の原点は、ギリシャ以前のより古い時代の叡智にありました。
さらに、数秘で使われる単数変換の仕組みは、ヨーロッパのみならず
アジアや、特に日本では古神道の数霊と呼ばれるものにもあり
世界に広く普遍的に見ることができます。
興味深いところでは、
日本の上古代の叡智とも言われるカタカムナの研究者
吉野 信子さんがまとめた数霊の象意が、数秘の象意、
それも陰・陽・中庸の三つの側面と、かなり重なっています。
そのようなことからも、その起源は、文明の発祥から存在しているか
もしくは、極めて根源的なものに由来した叡智であることが示唆されます。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
アリスカルディアの語源はギリシャ語で
アリスモス(arithmos)→ 数
カルディア(kardia)→ 心
の造語ですが、カルディアという言葉は、もうひとつ
バビロニアの知識階級と言われる、カルディア人の
カルディア(Chaldea)ともかけてあります。
カルディア人は、「カルディアの知恵」と呼ばる叡智の探究者 であり
数秘の由来のひとつが「カルディアの知恵」にあった可能性があります。
数秘術は、現在様々なバリエーションがありますが
その基軸となるシステムは長い歴史を超えたものです。
シンプルなのは、極めて根源的普遍的、
古代において、既に洗練されていたからです。
根幹がしっかりしているからこそ
時代や文化の変化に合わせ、表層では柔軟な変化も可能 なのです。
数秘術が持つ根源的な仕組みに目を向けながら
認知心理学など現代的な知見や
私のライフワークのひとつである、シャーマニズムなどの
知見も擦り合わせて、リーディングをより明確にしたものです。
ところで、なぜシャーマニズムが?と思う方もいるかもしれません。
この辺りは、ブログ等でも機会があれば表現できればと思いますが
こちらについては私のもうひとつの研究テーマである
アニマンダラ というものに由来するものです。
アニマンダラのブログでも、アリスカルディアをご紹介しています。
アニマンダラについては、それ自体が膨大な世界観を持ちますので
ご興味のある方は、アニマンダラのWEBサイトをご覧ください。
アリスカルディアの特徴は、古くて根源的な知恵を、最先端の知恵で読み解くこと。
シャーマニズムもまた、その一側面(根源的)とご理解いただければと思います。
占いとしての数秘術
数秘術は、宇宙哲学であり、森羅万象を読み解く数のシステムです。
宇宙 が マクロコスモス であるのに対して
人間 を、その映し絵である ミクロコスモス と見なします。
宇宙を読み解くように、人間を、そして人生を読み解くわけです。
正直に言えば、個人的には
数秘術を ” 占い ” と呼ぶのに、抵抗がないわけではありません。
クライアントからも、これは
単なる占いとは、全然違う、と言われることが大変多いです。
ただ、なかなか上手く言い表す言葉がありません。
あえて言えば、宇宙の仕組みを読み解くように
その人の心の仕組みや人生の流れを読み解く 人間学 です。
そのようなものだからこそ、現在の認知心理学等で再解釈すると
元々の数秘の仕組みが持つ、鋭さ、深さも明らかになると言えるんですね。
今後は、ブログを通して、より具体的に
その興味深いところや面白さを紹介できたらと思います☺️